慢性閉塞性疾患(COPD)の原因と症状

慢性閉塞性疾患(COPD)による死亡率が急増

慢性気管支炎や肺気腫など、気道に障害が発生する病気を総じて慢性閉塞性疾患(COPD)といいます。主な原因としてタバコ有害物質ガスなどの吸引が考えられます。

厚生労働省の調査によると現在の患者数は推定で350万人とされています。中でも慢性閉塞性疾患は45歳以上の人の死亡原因の第4位です。今後も患者数は更に増加傾向にあると考えられています。

慢性気管支炎は気管支が慢性的に炎症を起こすことによって、気管支から粘液(痰)が幾重にもなって分泌されます。この状態が長期間続くと気管支が狭くなります。肺気腫は肺胞という酸素と二酸化炭素を交換しているブドウの房上の形をした器官の壁が破壊されてしまい、ガス交換がうまく出来なくなってしまいます。慢性気管支炎も肺気腫も進行すると気道閉塞になり呼吸困難呼吸不全を招きます。

COPDは回復不可能な恐ろしい病気

気管支が狭くなり、一度でも肺胞の壁が破壊されてしまうと、もとの状態に戻すことはできません。ですので治療においては禁煙は絶対条件です。重症になると呼吸のリハビリテーションを行って、残された呼吸機能の維持を最優先します。薬物療法はあくまでも咳や痰を抑える、気管支を広げるなどの対処療法にしか過ぎません。

慢性気管支炎・肺気腫の進行と治療法

肺機能が80%以上残っている軽症であれば、まずは禁煙です。

肺機能が80~50%以上になると中等症となり、薬物療法がおこなわれます。主な薬物は、気管支拡張薬(吸入剤)の抗コリン薬β2刺激薬などがあります。そのほかにも症状によってはテオフィリン製剤去痰薬なども使用することもあります。

肺機能が50~30%以上まで低下すると重症となり、在宅酸素療法ワクチンの摂取、呼吸リハビリテーションなどを行います。

肺機能が30%以下最重症になると場合によっては入院治療がおこなわれ、ワクチンの摂取呼吸リハビリテーションを長期間行います。

COPDのリハビリテーション

肩を動かす呼吸法

全身の筋肉をリラックスさせる気持ちで両肩をゆっくりと回転させながら動かします。

深呼吸

リラックスした状態でゆっくりと一定のリズムを意識しながら大きく呼吸をします。

口をすぼめる呼吸法

鼻からゆっくりと息を吸ったあとに、口笛を吹くように口をすぼめた状態でゆっくりと息を吐き出します。この動きを数回繰り返します。

腹式呼吸法

仰向けになった状態で、鼻から息をゆっくり大きく吸い込んで、お腹を膨らませ、口からゆっくりを息を吐き出します。このときに口はすぼめるのがポイントです。

排痰方法

腹式呼吸を行った後に、右手側を下側にして横向きになり、口を大きく開けて息を強く3~4回吐き出します。そうすろと痰が気道内を移動しやすくなり排痰効果が高まります。
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