動脈硬化の原因と症状

食生活の改善と禁酒・禁煙で動脈硬化はストップ!

動脈硬化は血管の老化現象ともいわれており、加齢や遺伝的な要因のほかにも、近年では食生活の欧米化やストレス、喫煙、飲酒、運動不足など生活環境による影響が大きく、若年化が進んでいます。

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さらに、生活習慣による病気や、老化を促進する活性酵素の増加などが動脈硬化の進行をさらに加速させています。

動脈硬化のなかで多い粥状硬化症とは?

動脈硬化とは

  • 血管の弾力性が失われ硬くなる
  • 血管壁にコレステロールや中性脂肪が沈着し血管の内腔が狭くなる、または完全に塞がれる
  • 動脈壁にコブができる(動脈瘤)
  • 血管が傷つき亀裂が入り、破裂して出血する

動脈硬化の種類

粥状(アテローム)硬化症

大動脈、脳動脈、冠動脈といった太い動脈に起こりやすい

細動脈硬化症

脳や腎臓の中の比較的細い動脈に起こりやすい

中膜(メンケルベルグ型)硬化症

大動脈や下肢の動脈、頸部の動脈に起こりやすい

粥状硬化症のプロセス

  1. LDLが傷のある血管壁などに入り込み酸化する
  2. 酸化したLDLを排除するために白血球の一種マクロファージが侵入するが、LDLが多すぎるため排除しきれなかったマクロファージが残骸となる
  3. 酸化したLDLが粥状になり、今度はそれを修復するために血小板が集まる
  4. 粥状のかたまりがさらに膨れ、血管長い狭くなって詰まってしまう

放置すると高血圧や心筋梗塞に

動脈硬化症は自覚症状がでたときには、生命に関わる危険な病気になったときです。

動脈硬化は初期の段階では、高血圧や心筋梗塞などの発作が起こりやすいので定期的に検査を受けることが大切です。

最近では、頸動脈エコーや加速度脈波測定などで、自分の血管年齢を簡単に知ることができるようになっています。

日常的に頭痛や肩こり、めまい、耳鳴り、動悸などの自覚症状がある場合は検査を受けることをおすすめします。

動脈硬化が引き起こす病気

発症部位 病気
脳梗塞高血圧・脳血管性痴呆症
心臓 狭心症・心筋梗塞・虚血性心疾患
腹部(大動脈) 胸部や腹部の大動脈瘤・大動脈解離
腎臓 腎硬化症・腎不全
末梢動脈 閉塞性動脈硬化症
壊疽

活性酸素を減らしサラサラ血液にする食事とは

動脈硬化の進行を退化させるうえで大切なのがサラサラ血液です。まずは、コレステロールの多い食品や塩分・糖分の過剰な摂取を減らします。しかし、極端に肉類や乳製品の摂取を減らしてしまうと逆に血管が弱くなって脳出血などの危険性が高くなります。肉や野菜のバランスが大切です。

活性酸素を減らす抗酸化物質は動脈硬化をストップさせるだけではなく、癌や糖尿病の予防にも効果があります。ビタミン類やミネラル、ポリフェノールなどを多く含んでいる食品を摂取するようにしましょう。そのほか、柑橘類やニンニク、玉ねぎなどにも抗酸化作用があるので積極的に食べましょう。


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抗酸化作用のある主な食品

抗酸化物質は体内に蓄積されずに、どんどん排出されてしまうので抗酸化作用のある食品を毎日摂取するようにしましょう。

ビタミンが多く含まれている食品
  • アセロラ
  • 赤ピーマン
  • いちご
  • 菜の花
  • みかん
  • ブロッコリー
ミネラルが多く含まれている食品
  • いわし
  • かれい
  • あじ
  • さば
  • 玄米
  • そば
  • ライ麦
ポリフェノールが多く含まれている食品
  • ブルーベリー
  • ぶどう
  • 黒大豆
  • 大豆
  • なすの皮
  • 緑茶
  • ごま

活性酸素は動脈硬化の大敵

完成酸素は身体の中に侵入したウイルスを撃退するうえで大切な役割を果たしているのですが、この活性酸素が必要以上に増えすぎてしまうと、動脈硬化の進行に大きな影響を与えてしまいます。

動脈硬化の進行を防ぐには、コレステロールのコントロールと、必要以上に活性酸素を増やさないことです。

抗酸化作用のある食品を多く摂取しながら少しずつ生活改善をしていきましょう。活性酸素の発生原因には色々ありますが、特に喫煙は活性酸素を増やす最大の要因になります。タバコの煙自体に活性酸素が多く含まれており、喫煙は自ら体内に活性酸素を取り入れていることだと認識しておきましょう。

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